4月9日(土)は第2土曜日でしたので、大子漆工芸くらぶ研修会場の旧西金小(茨城県大子町)に行ってきました。午前私は、研出蒔絵の実演や各くらぶ会員さんが制作されてる作品のアドバイスをしました。
画像は、午後に現在建設中の新大子町役場(7月末完成)に納品する本棚用の杉材に、《大子漆》による1回目の摺漆をしているところです。新庁舎は、茨城県産木材を使用した木造建築で、《大子漆》は本棚の他にも一部の家具に施すそうです。さすが、漆の大生産地の「大子町」ですね。
全国的に有名で貴重な《大子漆》の素晴らしさを漆器だけでなく建築でもアピール...、私のような漆に携わる者にとって、とても重要で羨ましいプロジェクトかと思います。